リハビリ病棟

リハビリ病棟

回復期リハビリ病棟で働いています。患者さんは主に認知症、脳疾患、骨折の患者が多いので比較的、老人が多く、半分は認知症の方が多いです。自分の記録が終わり時間が空くとよく認知症の患者さんとコミュニケーションを取ります。

どんなに疲れていても話していると、本間おもしろいなーとみんなで笑える楽しい時間です。
最近楽しいなと思った出来事があります。

ちなみに私の名前はウクと言いますが

「〇〇さん、こんにちは。体調どないですか。私の名前覚えてる?」

「よう覚えてるよ、あんたはかわいい顔して。いつも優しくしてくれてるもんね。ええっと、ウラさんやね。」
と名札を見ているにも関わらず間違える。

「えー。見てるのに間違えてる。毎日顔合してるのに。」

「あーごめんごめん、間違えたわ。あれやな、ほらウシさん。ごめんなさいね。」

「ウはあってるけどウシいう苗字やったらいじめられるわ。」

「わははははは。ムクさん!ムクさんや。あんた子供は大丈夫かいな、ほれ手でしてみ。あの子には内緒やで。これであめちゃん買ってき。」

「なんでそんなうまいこと外すんですか。そして私子供どころか結婚してないからね。」
というような会話を毎日しています。患者さんは認知症のためすぐ忘れていますが。
また、「あいちゃーーーん。助けて、おばあちゃんはここや。タクシー呼んでください!あんたら毒もって本間にもー!」

と基本夕方は不穏になるので機嫌悪く叫んでいます。安定剤内服しようとすると毒もってと言われることだれけです。ちなみにあいちゃんは架空の人物です。

ですので私があいちゃんの日もあります。そのときは不穏になることは少ないです。
このように認知症の患者さんと話しすることも楽しいし、認知症のある患者さ軽度鬱の患者さんなど患者さんや同士で話しているところや、全然歩行できなかったり放さなかった患者さんが日に日によくなっていく姿をみることがすごく生きがいでもあるし楽しみです。

また、退院後の指導等していくことも多いので患者さんの家族と話すことも多く、人生の先輩である患者さんの若いころ・趣味等どんな人生を歩んできたのか聞くことも好きです。そして、家族の方からも「おばあちゃんから話は聞いています。ここまでよくなったのは看護師さんたちのおかげです。入院前より元気になって。さみしいから退院したくない言ってますよ。」など、家族の方からのお礼の言葉を聞くと、看護師になってよかったと思う習慣です。

ここでは主に認知症の患者さんの話をしましたが、患者さんやその家族とコミュニケーションをとること、日に日に元気になっていく姿をみると楽しいと思える瞬間です。

認知症の患者さん

認知症の患者さん

整形外科病棟では認知症の患者さんが多くいらっしゃいました。
軽い物忘れ程度の方からコミュニケーションをまともにとるのも難しい方までいらっしゃいました。
中には昔から食べ物の好き嫌いが激しく、認知症を患ったことで好き嫌いが激しくなってまともに病院食を食べていただけない患者様もいました。

そんな患者さんには他のものと混ぜたりしてどうにか食事を口に運んで食べてもらうように工夫して食事介助を行うのですが、どうしても食べてもらえない場合もあります。人によっては口に運んでもペッと吐き出してしまう患者さんもいらっしゃいます。

担当医と話し合ってゼリー食や持ち込みのフルーツなどの許可を得て食事の時間に看護師が食事介助でそれらのものを食べてもらえるよう介助をおこなったりもしていました。

このような患者さんは大抵の場合、好きなものになると喜んで口を開けてくださり、笑顔で食べてくださるので今までとのギャップに癒され、その人の食事介助に入るのが楽しくなります。誤嚥のリスクも考えながらゆっくりと介助していると、「はやく」とせかしてくる姿をみるとかわいいと思ってしまうこともありました。そんな
姿を家族の方にも見てもらえると「おばあちゃんがちゃんとご飯食べてる!よかった~」と喜んでくださるので、患者さんと家族さんの両方によい看護ができたなと感じることができ、楽しくなってきます。

また、自分がうれしいと感じた体験をした患者さんはそこだけはしっかりと覚えていてくださるときがあり、「あなたのおかげでごはんがおいしい」なんて言われたこともありました。自分の行った看護がちゃんとその人のためになり、そのことを患者さんが覚えていてくださることはとてもうれしいことであり、その人のためにできることをもっと創意工夫して看護として提供したいという気持ちにもなるため看護をするのがとても楽しくなります。
自分が看護師として、その人がより元の生活に戻るためにはどんな介入が必要なのかを個別に考え、担当医やリハビリ科のスタッフとも相談しながら、その人にとって今一番良いと思う方法を実践して患者さんのためになにかできたのだと実感できる

喜びとやりがいを感じることができるのが看護師としての一番の楽しみかと思います。それらの体験を通じて担当していた患者さんの退院していく姿を見ることができると担当看護師として介入させてもらえて本当に良かったと感じられます。